
「求人を掲載しているのに応募が来ない」「何を書けばいいかわからない」「そもそも求人票にルールはあるのか?」——そんな悩みを抱えるアパレル企業の採用担当者は少なくありません。
本記事では、アパレル企業の採用担当者に向けて、READY TO FASHIONの入力手順に沿って求人票作成のポイントを分かりやすく解説します。
忙しい担当者の方は、求人票の土台となる【STEP.1】【STEP.2】(自由記述部分)を重点的におさえるのがおすすめです。【STEP.3】以降は、選択式の項目が多いため、基本的には管理画面に沿って入力すれば問題ありません。入力に迷う項目や不明な点があれば、必要に応じて本ガイドを見返して参考にしてみてください。
採用したい人物像だけでなく、募集背景や仕事内容、訴求ポイントなど、求人票を書く前に採用の方向性を整理しておくことが大切です。こうした前提が曖昧なまま求人票を書き始めると、仕事内容や募集条件、給与設定などに一貫性がなくなりやすくなります。
まずは、以下の4つの視点で募集内容を整理してみましょう。
実際の求人票では、整理した内容をもとに、「WHO(求める人物像・応募条件)」と「WHAT(仕事内容・待遇)」を具体的に言語化していきます。
求人票は単なる募集条件の一覧ではなく、求職者に会社や仕事の魅力を伝えるための重要な採用広報ツール。求職者は複数の求人を比較しながら応募先を検討しているため、条件が良くても、仕事内容や働く環境、自社ならではの魅力が十分に伝わっていなければ、応募を躊躇しています。さらに、情報が曖昧な求人は応募が集まりにくいだけでなく、入社後のミスマッチや早期離職につながる可能性もあります。
ここからは、管理画面の入力項目に沿って、求人票作成のポイントを解説します。
READY TO FASHIONでは、求人ごとに最大5枚まで写真を掲載できます。求人票はテキストだけでなく、写真の印象も応募率に大きく影響します。求職者は「どんな人が働いているのか」「どんな雰囲気の会社なのか」を写真から判断しているため、実際の職場や社員の様子が伝わる写真を掲載することが重要です。
特に、ファッション・アパレル業界特化型のREADY TO FASHIONの場合、ブランドの世界観などを視覚的に伝えることがカギ。
職場風景だけではなく、ブランドロゴを掲載することで、ブランドの世界観やクリエイティブなイメージが伝わりやすくなります。また、ブランドを知っている求職者の目に留まりやすくなり、応募につながるきっかけにもなります。
近年はAI画像を活用する企業も増えていますが、実際の職場や社員の画像が用意できる場合は、そちらを優先すると良いでしょう。実際の写真の方が、職場環境や企業の雰囲気をより具体的に伝えやすいためです。AI画像は、あくまでも写真不足や機会損失を防ぐための補助的な手段として活用するのがおすすめです。

※表情が見えない写真やくらい印象の写真しかない場合は、無理にメイン画像として使用せず、「メンバー」に社員追加として掲載するのがおすすめです
※画像は横長(16:9)で、1900〜2000ピクセル程度を推奨しています
▼公開例

募集内容は、応募数や応募者のマッチ度を大きく左右する項目です。求職者は募集タイトルや仕事内容、求める人物像を見ながら、「どんな仕事なのか」「自分でも応募できるのか」を判断しています。魅力だけなく、業務内容や応募条件を具体的に伝えることで、応募率の向上やミスマッチ防止につながります。
募集タイトルは、求職者が最初に目にする重要な情報です。求人の一覧ページや検索結果にも表示されるため、限られた文字数の中で仕事内容や勤務地、ブランド名などの情報を伝え、求職者に「自分の条件に合う求人だ」と感じてもらうことが重要です。

【職種|場所】(ブランド名)|働く魅力・求職者にとってのメリット(例:年間休日125日)|活躍している人物像(例:未経験活躍)
「仕事内容」は、求職者が応募を判断する上で最も重要な項目の一つです。仕事内容が曖昧だったり情報量が少なかったりすると不信感につながってしまうため、「具体性」と「読みやすさ」のバランスを意識することが大切です。
給与や待遇などの条件面は簡単に変えられませんが、仕事内容の伝え方は工夫できます。求職者が働くイメージを持てるよう、具体性と読みやすさを意識して魅力を伝えましょう。

仕事内容は、求人の魅力や働き方をタグ形式で伝える項目です。視覚的に情報を伝えられるため、求職者が求人の特徴をひと目で把握できます。そのため、業務内容だけでは伝わりにくい魅力や特徴を補足することで、求人の魅力が伝わりやすくなります。
【業務内容】
【語学・海外関連】
【裁量・働き方】
【販売職向け】
【クリエイティブ職向け】
▼公開例

求職者が「自分に合う求人かどうか」を判断するための重要な項目です。条件が曖昧だと応募をためらう原因になるため、できるだけ具体的に記載しましょう。
また、応募条件を厳しく設定しすぎると、「自分には難しそう」と感じて応募を避けられてしまう可能性があります。必要以上に高いスキルや経験を求めるのではなく、「必須条件」と「歓迎条件」を整理し、求職者が自身の適性を判断しやすい表現にすることが大切です。
なお、「コミュニケーション能力が高い方」「主体的に行動できる方」といった人物イメージは抽象表現につながるため、実際に活躍している社員の行動特性や業務上求められる特徴として表現するのがおすすめです。

「どんな人に来てほしいか」で求める人物像を具体的に説明したら、この項目では応募者対象者や歓迎条件をタグで補足しましょう。仕事内容のタグ同様、視覚的に情報を伝えられるため、求職者が求人の特徴をひと目で把握できます。
【キャリア・ポジション】
【経験・スキル】
【キャリア】
【人物像】
雇用形態や契約期間、職種設定は、法令上の記載義務に関わる項目も含まれています。実際の雇用条件に沿って正確に設定しましょう。
雇用形態は、求職者が最初に確認する条件の一つです。実際の契約内容に合わせて選択してください。契約社員やアルバイトなど、有期雇用の場合は契約期間を明記します。いずれも、求職者に正確な労働条件を伝える上で重要な情報です。
実際の業務内容に最も近い職種を選択しましょう。
※実際の仕事内容とかけ離れたサブ職種を設定すると、検索結果で求人を見た求職者が混乱したり、応募後のミスマッチにつながったりする可能性があります。サブ職種は、業務内容と関連性の高いものを選びましょう。
採用予定人数を入力します。複数名の採用を予定している場合は、実際の採用計画に合わせて設定してください。
▼公開例

勤務地を入力します。勤務地は法令上の明示事項でもあるため、勤務地を指定できない場合を除き、正確に入力しましょう(新卒募集などで勤務地を指定できない場合はチェックボックスにチェックを)。
「職場」は、選択肢の中から実際の勤務先に近いものを選択します。職場の平均年齢や男女比は、求職者が職場の雰囲気を想像するための参考情報になります。公開できる場合は、実態に沿って設定しましょう。
仕事内容や給与だけでは伝わらない働きやすさを伝える項目です。
勤務時間を自由記述で入力します。始業・就業時間だけでなく、シフト制の場合はシフトパターンや実動時間、休憩時間もあわせて記載しましょう。
働き方に関するタグは、求職者が仕事とプライベートの両立をイメージするための重要な情報です。実態にあった内容を設定しましょう。
休日や休暇制度は、求職者が応募先を比較する際によく確認する項目です。取得実績や年間休日日数なども記載できる場合は、あわせて伝えましょう。
制服貸与や社割制度は、ファッション・アパレル業界で働く魅力の一つです。商品購入ルールや身だしなみの自由度なども、応募前に知りたい情報としてよく確認されています。
▼公開例

給与は、求職者が最も重視する情報の一つです。金額だけでなく、昇給制度や賞与の有無、各種手当なども応募判断に影響します。また、給与に関する記載は法令上のルールもあるため、誤解のないよう具体的かつ正確に記載することが重要です。
給与タイプ(年収・月給・時給)を選択すると、給与レンジを入力できます。募集する雇用形態や職種に応じて適切な給与タイプを選択しましょう。
給与金額は、求職者が応募を判断する上で最も重要な要素を担います。金額が非公開だったり、レンジが広すぎたりすると、応募をためらう原因になることがあります。
選択肢から最低年収を実際の募集条件に合わせて設定します。
給与額だけでなく、どのように昇給・評価されるのかも求職者が気にするポイントです。
基本給、定期的に支払われる手当、通勤手当などを記載します。また、固定残業代(みなし残業代)を賃金に含める場合は、職業安定法に基づく労働条件明示事項として、以下の内容を記載する必要があります。
(1)固定残業代に該当する金額と、固定残業代に含まれる時間
(2)上記を超える際は割増賃金を追加で支払う旨
記載例:上記額には固定残業代(20時間分、30,000万円)を含みます。超過分は全額支給します。
▼公開例

給与や仕事内容だけでなく、福利厚生や各種制度も応募先を比較する際の重要な判断材料です。特に近年は、働きやすさやキャリア支援制度を重視する求職者も増えています。自社で利用できる制度は積極的に記載し、入社後の働くイメージを伝えましょう。
加入している社会保険を選択します。法令に基づき加入している保険を正しく設定しましょう。その他にある場合は、項目を追加しましょう。
福利厚生は、給与だけでは伝わらない会社の魅力を伝える項目です。求職者が利用できる制度はできるだけ具体的に記載しましょう。
【学習・キャリア支援】
【健康・ライフサポート】
【表彰・資産形成】
【社内交流】
上記の項目で伝えきれない制度や利用条件がある場合は、補足情報として記載しましょう。
▼公開例

ブランド申請後、ブランドページを作成すると、求人とブランドを紐付けることができます。ブランドページでは、求人だけでなくブランドのコンセプトや世界観、商材なども説明文で確認できるため、応募前の理解促進につながります。またブランドページは、会社詳細ページとブランド一覧ページに表示されるため露出機会が増えます。

キーワード・タグは、求人の特徴を補足するための項目です。READY TO FASHION内で求人を検索した際の検索結果にも反映されるため、仕事内容や働く環境に関連するキーワードを設定しましょう。
※キーワードは求人の特徴を補足するための項目です。求職者が検索時に利用する可能性があるため、募集内容に関連するものを設定しましょう。
※キーワードやタグに設定した内容は、求人票本文にも記載することをおすすめします。検索結果と本文の内容に差があると、求職者が混乱する原因になります。
選考に関する情報は、求職者の応募ハードルや安心感に大きく影響します。応募時に必要な情報や選考フローを事前に伝えることで、応募者との認識のズレを防ぎ、スムーズな採用活動につながります。
応募時に入力してほしい項目を設定できます。募集職種や選考方法に応じて必要な項目を選択しましょう。この項目に入力した内容は、自動返信メールの前に表示されるほか、求職者がエントリーした際にメールやサイト内でも通知されます。
選考フローが見えることで、求職者は応募後の流れをイメージしやすくなります。
自動返信メールは、応募者が最初に受け取る企業からのメッセージです。選考の流れや今後の連絡について事前に伝えることで、応募者の不安を軽減し、スムーズなコミュニケーションにつながります。特に応募者への返信が遅れやすい場合は、設定しておくことをおすすめします。
〈記載したい内容〉
・追加で提出してほしい書類
・面接日程調整の流れ
・選考結果の連絡方法
□ 職場や社員の雰囲気が伝わる写真が設定されている
□ 画質が粗いものはNG(横長《16:9》で、1900〜2000ピクセル程度を推奨)
□ 募集タイトルから職種や仕事内容がイメージできる
□ 仕事内容が具体的に記載されており、求職者が働くイメージを持てる内容になっている
□ 必須条件と歓迎条件が明確に分かれている
□ 勤務地・勤務時間・休日休暇が記載されている
□ 給与レンジや固定残業代の有無など、報酬に関する情報が明確に記載されている
□ 福利厚生や制度について、自社ならではの魅力が伝わる内容になっている
求人票の作成や運営でお困りのことがございましたら、READY TO FASHIONのカスタマーサクセス担当までお気軽にご相談ください。「応募が集まらない」「求める人材と出会えない」など、公開後のお悩みにも対応しています。採用成功に向けて、一緒に改善していきましょう。
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